![]()

| TEXT : Cheryl White / PHOTO : ben matthews ::: / TRANSLATION : Azusa Tanaka Category : WINE |
2009.08.31
好きなお酒が多々ある中で、私がもっとも好きなもののひとつ、それはシャンパン。1本のシャンパンをあけるときの快感と、その美味なる味への期待感といったら!それにまさるものはない。何かお祝いごとがあるときに飲むのはシャンパンだし、“人生に毎日乾杯したい!” と思っているほどだ。

シャンパンといえるものは、もちろんフランス産と法律で決められている。他の国でつくられた、シャンパンスタイルのワインは、“スパークリングワイン”と言わなくてはいけない。フランスのシャンパーニュ地方でつくられた発泡ワインだけが、“シャンパン”と呼ばれるものなのだ。このことに、以前はとまどったこともあったけれど、今では大丈夫。結局、“大切なのはシャンパンの味と、それを楽しむ時間。”世界の新しいスパークリングワインにも、すばらしいものはたくさんある。いずれにしてもシャンパンを飲むと、どんな集まりでも、素敵なイベントになってしまう。
家でシャンパンボトルをあけるとき、お気に入りのシャンパングラスを用意するのをお忘れなく。私なら、繊細なチューリップの形をした“フルート型”をおすすめしたい。この形なら、美しい泡がはじけて、静かに上へのぼっていくのを楽しむことができる。ほとんどのシャンパンは、そんな泡の様子をゆっくり見ることができるが、例外もあって、泡が先を競いあうようにせわしく上昇するものもある。これは、“パーティの場をにぎやかに盛り上げる”にはいいかもしれない。


PHOTO : quinn.anya
シャンパンは、センスのいいカクテルにも使われる。私がシャンパンカクテルをつくるとしたら、何度も試していて、そのたびにうっとりしてしまう、洗練されたキールロワイヤルだろう。冷たいシャンパンに、計量カップ半分のクレームドカシスを加えたこのカクテルは、“食前酒として完璧”。またレトロ路線なら、バックスフィズでいきたい。グラスにシャンパンを注ぎ、オレンジジュースと混ざり合う間、80年代のサウンドトラックを流すのを忘れずに。パーティのときはパンチボールを用意して、2リットルのパイナップルジュース、1リットルのドライジンジャーエール、750mlのペリエを、ボトル2本のシャンパンと混ぜ合わせ、飲んでみよう。もしクリスマスなら、2つに切ったいちごの赤と緑を飾ると、気分は上々に。
シャンパンを気軽に楽しめる素敵な場所は、たくさんある。私のお気に入りは、渋谷にある「IZAKAYA VIN」。数あるフランスワインの中からひとつ選んだあと、“おいしそうなフレンチの一皿料理”をどれにしようか…選ぶのがまた大変! 最近のヒットは、温かくてぱりっとしたバゲットとピリッと小粒のジェルキンスが添えられたリエット、そして冷たくて具だくさんのラタトゥユだ。どちらもとっても美味!おためしあれ!
IZAKAYA VIN
150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-5-7 Tel.03-3496-2467
|
|