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モッツァレラ料理の王道!

ここで、モッツァレラの定番的な楽しみ方をご紹介。

  • カプレーゼ サラダ
    イタリアの三色旗を思わせるトマト、バジル、モッツァレラの組み合わせ。
  • モッツァレラのフリッタ
    パン粉をまぶしたモッツァレラを油で揚げた、イタリア南部の伝統料理
  • ピザ
    トマト、オレガノとの組み合わせは、シンプルだが最高の一品
  • フォンデュ
    チーズを溶かしたものに、野菜やパンスティックなどをひたして食べるもの

TASTE
モッツァレラ、その希少な味わい!

2009.08.27

モッツァレラ、その希少な味わい!

“モッツァレラ”はとても人気があるチーズで、イタリアではどのスーパーマーケットでも売られている。その名前は、チーズを作る際の“引きちぎって形を整える”という製法に由来する。イタリア語の“mozzare”は、文字通り“引きちぎられた”を意味するのだ。

新鮮な水牛のミルクでつくられたモッツァレラを食す幸せは、なかなか巡ってこない

口当たりはリッチで滑らか、そして味はクリーミーかつソルティ。特に、新鮮な生のモッツァレラの豊かな風味は、大量生産、冷凍保存されているものとは比べものにならない。賞味期限は短いが、探してみる価値はあるだろう。

 

モッツァレラの豆知識

・ボッコチーニ チーズ(Bocconcini)はサラダやピザに使われる、小さいサイズのモッツァレラボールの名称である。
・年間に32,000トン以上のDOP認定モッツァレラが作られているが、賞味期限の短さゆえに、そのうち16%ほどしか輸出されていない。

 

しかし実際は、幸運にも水牛(バファロー)の群れの近くに住んでいない限り、その大量生産で賞味期限の長いほうを食べることになる。さらに傷口を広げるようなこと付け加えれば、市販されているモッツァレラのほとんどは水牛のミルクではなく、牛乳でできている。

水牛モッツァレラのトレードマークについて

最高級品質のモッツァレラは、特定地域で育てられた水牛のミルクを使用し、イタリアのDOP(Denominazione di origine controllatt:原産地呼称制度)が定めた厳しい基準を満たし製造されなければならない。このDOPは“水牛のモッツァレラ”のトレードマークである。これはそのモッツァレラが、EUが定めた統一基準に従い、厳しい品質管理・製造工程のチェックに合格していること、そして最高級品質であることを保証する。

このイタリアのDOPは、フランスならAOCに相当する。ふたつは品質を保障するだけでなく、同時に地域生産品の地位をも保障する。フランスのAOCでいえば、フランス産シャンパンを、それを模造するスパークリングワインの作り手から守るようなものだ。

水牛のミルクは、牛乳よりもプロテインや脂肪分、ミネラルを多く含んでいる。これがチーズをリッチな風味で、口当たりの良いものにする。牛乳で作られたモッツァレラが不味いというわけではない。単に似せて作られた多くのものは、そのオリジナルほど美味しくないだけのこと。その差に忠実に、ふたつは同じ“モッツァレラ”でなく、それぞれ名前を持つべきだと考える者もいる。しかし、水牛と牛乳のモッツァレラは、DOPによるプロテクション、そしてその風味の差によって、もうすでに区別されているともいえるだろう。