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| TEXT : Cheryl White / PHOTO : EverJean / TRANSLATION : Azusa Tanaka / Category : GOURMET TRIVIA | |
2010.08.27
フランスでは、プチ・デジュネが朝食。その名は小さなランチを意味し、前の夜のディナーで残った乾いたトーストだけを、ジャムとコーヒーと一緒に食べるという、軽い食事だと考えられている。カフェでは、パンはたいてい薄く切ったバゲットを半分にしたスティック状のもので、タルティーヌと呼ばれている。
現在、栄養士たちは伝統的なプチ・デジュネでは軽すぎると考えていて、ヨーグルトやフルーツを主食のパンやコーヒーに加えるように推奨している。朝食に毎日クロワッサンが出されることはない。クロワッサンは、もともとオーストリアで作られたもので、19世紀にはさっそくフランスにその作り方が伝えられた。現在では、クロワッサンがフランス文化の一部となっているので、フランス発祥のものと考えられているのだ。しかしクロワッサンは“たいてい週末の朝食にだけ食べられる。”週末は誰もが、のんびりした食事を楽しむ時間がたっぷりあり、新鮮であたたかくおいしいクロワッサンを、ベーカリーに買いにいく余裕もあるからだ。
オーストリアで生まれ、フランスで育ったクロワッサン文化
クロワッサンには、いろいろな種類があり、プレーンクロワッサンの“ナチュール”はぷっくりして丸みを帯び、“オ・ブール”の方が大きめ。また子供たちには、週末のクロワッサンに別のオプションがプラスされる。それは“チョコレート”クロワッサン。四角い形で、中に1つか2つのチョコレートスティックを入れて焼いてある。ペストリー自体は、外側は薄い層が重なりパリッとした歯ごたえだが、中は軽くてふんわり、バター風味たっぷりだ。だから、“フランス人はクロワッサンにバターをぬらない。”その代わりに、クロワッサンをプレーンで食べたり、コーヒーに浸したり、ジャムをぬったりする。
コーヒーに関しては、持ち手のついていない大きなボール状のカップでサーブされる。ボール一杯のコーヒーは、あたたかい朝食の飲み物としても、また好みでトーストしたバゲットを浸したりするのにも使われる。そうでなければ、バゲットに気前よくジャムを塗り、そのまま食べる。明日の朝、さっそく“プチ・デジュネ”を試してみて!さあ、召し上がれ!
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