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フィンガーサンドウィッチって何?

フィンガーサンドウィッチは、アフタヌーンティーのメニューの定番だ。指1本くらいの大きさにカットされたサンドウィッチで、一口か二口で食べられるようにするため、そのサイズが大切。その他、アフタヌーンティーのお皿かトレイで出される同じようなタイプのサンドウィッチに、リボンサンドウィッチがある。これは、3層のパンと2層のフィリングをひとかたまりで焼き上げたもの。マルチカラーのサンドウィッチをつくるため、たいてい違う種類のパンが使われ、これらもフィンガー状にカットされる。フィンガーサンドウィッチと違うところは、カラフルな材料のおかげでサンドウィッチがリボンのように見えることだ。

TASTE
上品で優雅な昼下がり—アフタヌーンティーをご一緒に。

2010.04.08

上品で優雅な昼下がり—アフタヌーンティーをご一緒に。

イギリスが世界の食文化にもたらしたもっとも偉大なもののひとつといえば、まず疑う余地もなくあげられるだろう。“もっとも品のある食事:アフタヌーンティー”。

歴史を見てみると、ベッドフォードの公爵夫人が、ランチとディナーの間の時間にどうにもお腹がすいてしまうので、料理人に指示してパンとバターを用意させたという。やがてこの習慣が社会へ広まり、数々の甘くていい香りのする料理が食べられるようになった。ティーケーキ、マドレーヌ、フルーツケーキなどの小さなケーキ(ケーキについてはこちらの記事をどうぞ)や、クロテッドクリームやジャムなどが添えられた伝統的なスコーン、キュウリや卵、レタス、スモークサーモンをはさんだフィンガーサンドウィッチがサーブされた。これらは軽い食べ物なので、その日の夜に開催される“豪華ディナーパーティー”(夜9時まで始まらないものもあった!)での食事の邪魔になるようなことはなかったのだ。

貴族の社交料理から、ホテルの名物メニューへ。

こうして、アフタヌーンティーの習慣が生まれたのだ。週に一度、友人や隣人を自宅に招いて心地よい時間を楽しむことが、たちまち流行したのだった。実際、このような “自宅への招待”が、当時の上流社会で大変もてはやされるようになった。

イギリスのビクトリア時代後半の高級ホテルの台頭で、アフタヌーンティーを開く場所は、家庭から“ホテルのサロンやレストラン”に変わっていった。そこでは現在でもまだ続いている。ロンドンのドーチェスターホテルは、ハイクオリティなアフタヌーンティーを提供するホテルとして有名だ。紅茶はアフタヌーンティーで飲まれる伝統的な飲み物で、特にアールグレーやダージリン、オレンジペコなどの良い香りのするお茶が選ばれる。

幸運なことに、東京の大きくて贅沢なホテルのほとんどで、充実したアフタヌーンティーを楽しむことができる。おすすめは、赤坂のザ・リッツ・カールトン東京のアフタヌーンティー(12:00から17:00)。たくさんの豪華で美味しい一口料理と一緒に、クロテッドクリームとフルーツが添えられたレモンとレーズンのスコーンや、スモークサーモンとホースラディッシュのサンドウィッチ、ロブスターとマンゴのカナッペなどの料理も用意される。

こんな素晴らしい食の楽しみをつくってくれたイギリス人に、そして私たちの人生にその楽しみがあることに、万歳!!