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TEXT : Cheryl White / TRANSLATION : Sakuko Yanagi
Category : RESTAURANT
2009.07.11
一際目を引く新ビルAo<アオ>は、人気の青山通りにそびえ立つ。輝くガラス張りの1階には流行のショップが軒を並べ、もともと高級スーパー・紀伊国屋であるこのビルの“生鮮食品店”というイメージを一新した。
そして、その5階にある【Two Rooms Grill |Bar】は今東京で一番新しい、絶対に行くべきスポットのひとつだ。

このレストランは5階フロアを占有している。そんな広々した店内は、テーブルが背中合わせに並べられ、人々のざわめきに満ちている。この混みあった雰囲気、賑やかさという、普通のレストランならば欠点となりそうな要素が、逆にゲストの居心地をよくさせているから驚きだ。上質なレザーとウッドという洗練された内装が、この広大な空間をパーソナルに楽しめる快適なものにさせているのだろう。テーブル、皿、グラス、もちろん食事まで、ここではすべてが素晴らしい。シンプルかつ優雅な空間、そして美味しい料理というのは、レストラン成功の公式ではないだろうか。

コースは伝統的なレシピに、モダンな解釈を加えた前菜によってスタートした。たとえばイタリアのカプレーゼ サラダ(トマトとモッツァレラチーズのサラダ)をベースにした前菜は、シェフのその鋭い感性が垣間見える一品だ。厚くスライスされた新鮮な無農薬トマトは、最高のエクストラバージンオイルに浸されている。それにモッツァレラチーズではなく、小さな楕円形のボウルに入れられたベルベッドのような舌ざわりのメレディス ゴートチーズが添えられた。メレディス ゴートチーズとは、オーストラリアのチーズで、柔らかな口当たり、クリーミーな味が特徴。さらに、上に乗せられたルッコラ、大きなバジルリーフの爽やかさが良いアクセントとなり、料理を完成度の高いものとした。

スタートから楽しませてくれたシェフが、メインで失望させるはずがない。メインの「岩手の“岩中豚”の炭焼きと、富士リンゴのカラメル仕立て」は目を見張る出来だった。肉汁たっぷりのジューシーな豚肉に、リンゴの歯ごたえある食感が相まって見事というほかない。シェフはこの由緒正しい取り合わせに敬意を払いながらも、それでいて現代的に仕上げ、最高に舌を喜ばせてくれた。
ダークチョコレートのタルトとチョコレート アイスクリーム、またはラズベリー サンドウィッチとラベンダー蜂蜜のアイスクリームから選ぶデザートも文句なし!
これらはまさに、この素晴らしいレストランで最後をしめるには、完璧といえる一品であった。
Two Rooms Grill | Bar 東京都港区北青山3-11-7 Aoビル5F
Tel.03-3498-0002 / Open. 11:30-14:30、18:00-22:30 (レストラン) 、11:30-02:00 (バー・ラウンジ)
http://www.tworooms.jp/
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