はじめましてのマクロビ講座。

野菜を皮ごと食べるマクロビオティックは、ある意味とても贅沢な調理法。

私がマクロビのことをちゃんと知ったのは今から7~8年前のこと。

それまでは病気がちだった友人などが玄米菜食を実践していたので
マクロビのことは聞き知っていたのだけど
それを選ばなくても大丈夫な体なのにあえてそれを選ぶ人もいるということに
衝撃を受けたのが、そのときだったと思う。
それは、知的で美人と評判のジャーナリストの方と、
オープンしたばかりの六本木のグランドハイアットのカフェで
ランチ打ち合わせをしたときのこと。

以前は、どちらかといえば肉食系だった彼女が
メニューを見て食べれるものと食べられないものを選別していたので
いきなりどうしたんですか、と聞けば

「マクロビを始めたの」と。

マドンナやグウィネスが実践していると当時は
早い人たちの間で始まっていたマクロビブームが
ハリウッドセレブやN.Y.のクリエイターたちのものだと思っていた私は
彼女の口から出る言葉が、まるで違う言語かのように聞こえた。
さすが、世界を股にかけるアート系ジャーナリスト。

そしてグランドハイアットのカフェにいるはずが
ニューヨークやサンフランシスコのカフェにいるような気分になり、
帰り道、カルチャーショックを受けてヨロヨロしていたのを記憶している。

おしゃれ道は食にも続いているのか…。

ハリウッドセレブもお忍びで訪れるカナダ・コルテス島のリトリート、ホリーホックの食事はマクロビでもヴィーガンでもノンベジでもメニューを選べるようになっていた。欧米ではひと目で選べるよう印がついているメニューをよく見かける

「マクロビを始めて頭がクリアになってきた」

という彼女は、その後すぐに売れっ子作家さんに転身し、
それから、私はハワイによく行っていた縁で
某元首相の夫人のハワイをテーマにしたマクロビ本に携わることとなり
ロケに同行して夫人の常人ではないパワーを感じたことで
「マクロビというものは選ばれし人が選ぶ食事法なのだ」
とさらに固定観念を植えつけた。
…ゆえに私にはあまり縁のない食事法と。

海外取材に出かけると 、特に西海岸やハワイ、
北欧に行くとヴィーガンやマクロビ率が高く、
美味しいものがいっぱいある土地なのに
なぜあえてそんな質素な食べ物を選ぶのか不思議でならなかった。
当時、日本には自然食品店はそんなに多くなかったし
今ほど需要もなかったから、オーガニック野菜だとか、
アメリカから逆輸入のマクロビ用大豆の加工品だとか買おうとすると
びっくりするほど材料費がお高くついたのもあり、
理念だけ頭に刷りこませて実践はしようとも思わなかった。

それは、毎月のように時差を越え、戻って徹夜して原稿書いて
深夜から飲みに行き、また出かけるというライフスタイルを
10年くらい続けていても、風邪はひかず、肌も荒れない、
という頑丈な体の持ち主であったというのも理由のひとつだったと思う。

サーフィンし始めてから、こういう食事が好きになったのよね…お休みしている今でも…

それが…
やっぱり 齢40ともなると、ココロにもカラダにも
余計なものがしっかりと垢のようにつき
削ぎ落していかないと 溜まる一方。

内臓もしっかり加齢しているんだからいたわってあげないと。

というわけで、ここいらでちゃんと実践してみようと思う。

なんといっても私は昨年から5キロも太ってしまったのだから。
ある雑誌でご一緒したグラビア本を何冊も撮影している写真家F氏から
「朝比奈さん、5キロ太ったらもてるようになるよ、保証する」
言われたときに5キロ太っていいのか~と頭にセットされたのもある。
1年できっちり5キロ。着ぐるみをきているかのようになったカラダ…。

私がもてるようになったかといえば、まったくもててない。
どうしてくれるのよ、Fさん!

体は重いし、洋服のサイズはあわなくなってくる。
自己流で歩いたり、走ったりもしてみた。
8の字のようにセクシーに腰を回してもみた。

でも…ダメ。

もう、運動量を増やすか食事の内容を変えるしかない。

ちょうど震災以降、食べ物について真剣に考えていたので
この際だからあのマクロビに挑戦してみよう。
なんといっても、ここ最近は日本でも
マクロビをやっている人に会う機会が多くなり、
彼らは、穏やかでハッピーな顔つきの人が多い。

マクロビをやっている人は、セレブでストイック 

というのは、自分が勝手に作ったイメージだったんだなあ。
しかも、これから国内取材もあるし、ちょうどいい。
地方のスーパーは、実はマクロビ食材の宝庫なのだから♪

で、次回は本当に
はじめましてのマクロビ講座 。

クシ・マクロビオティック・アカデミーで
ショットマガジンでブログをやるみんなと初顔合わせ&初めてのマクロビ実践。
さあ、やるぞ。

しばらくは大好きな卵、肉、白ごはん、パンともお別れ。

もしかして、永遠にお別れになったらどうしよう。
~とそんな風に心配するのは「思い込み」という
ココロの垢なのかもしれないと思うこの頃。

で、今回は前振りです。

長くてゴメンナサイ。

7 October 2011

0 responses to はじめましてのマクロビ講座。


You must be logged in to post a comment.