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2010.08.13
日本に来た外国人が、必ず見たいという富士山。世界に誇る美しいこの山を、日本人ならもっと身近に感じたいもの。でも富士登山となると、そんなに気軽にできないし…。そこでおすすめしたいのが、富士山ウォッチング。都心からひとっ走り、富士山を全身で感じる休日に出かけてみませんか!?
北斎気分と洒落込みましょう
とその前に、ちょっと気分(モード)を変えてみましょう。 富嶽三十六景。これは説明するまでもなく、江戸随一の浮世絵師・葛飾北斎の作品です。さまざまな土地から富士山をとらえ、その変化に富んだ姿を見事に表現した富嶽三十六景は、あのゴッホにも絶賛され、世界の芸術家に影響を与えたと言われるほど有名です。何年もかけて三十六景を完成させた北斎の心の中にある富士山の存在は、実際よりも高く、大きかったかもしれません。そこで今回は、皆さんもちょっと“北斎気分”になって、芸術家の目で富士山ウォッチングと洒落込みましょう。
もちろん、北斎の歩いた道とは異なりますが、現代では東名高速道路はご存知、富士山のベストビューロード。最初うっすら見えていた富士山は、大井松田あたりから迫力を増し、視界いっぱいに広がります。御殿場インターチェンジで下りて山中湖方面へ向かいましょう。東富士五湖道路ではなく、あえて峠を越える国道138号線のくねくね道がオススメ。富士山がどんどん間近にせまってくるのを体感できるこの道は、ついつい感嘆の声をあげてしまう眺めです。
山中湖と明神山で、パワーチャージは満タン
篭坂峠をこえたら山中湖に到着します。富士山の噴火によってできた湖というだけあって、湖畔から見る山はとにかくビッグ!稜線がその起伏まではっきり見えるのは、富士山にもっとも近い湖ならではです。湖畔駐車場に車を停めたら、一周13kmの湖畔ウォーキング。これだけでも、富士山ウォッチャーとしては大満足のはずです。
余裕があれば、明神山にも足を運んでみましょう。パノラマ台と言われる小さな駐車場に車を停めると、そこはすでに富士山と湖を天上から眺められるベストスポット。大勢のカメラマンが三脚をあちこちで立てています。ここから頂上を目指して歩くこと約25分、ススキ野原の斜面からの絶景を見たら、来たことを必ず感謝したくなるはず!風にそよぐススキの向こうに、静かに広がる湖面と雄大な富士山。天気がよければ、南アルプスまでまさに大パノラマを望めます。標高1291mの明神山頂上は丘のように広々としていて、小さな「山中諏訪神社の奥宮」がたっているだけ。心ゆくまでこの風景を堪能し、目と心に焼きつけましょう。
いかがですか?北斎気分になって、こんな富士山づくしの一日を過ごせば、パワーチャージは満タン。明日からまたがんばれます。70歳前後で富嶽三十六景を完成させたという北斎翁ももしかしたら、富士山を描くごとにパワーをもらっていたのかもしれませんね!
富士山ウォッチングを楽しんだあとは、明け方には見事に赤く染まった富士山が見えるという「紅富士の湯」に寄ってみてはいかが?
URL: http://www.benifuji.co.jp/
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