《WORK 1316》 2003年 181.8×259.1 cm
多摩美術大学を卒業した翌1977年には、南画廊の最年少作家として個展が開催されるなど、早くから才能を認められた画家、野田裕示(のだ・ひろじ/1952年 和歌山県生まれ)。80年代初頭より絵画の新しい可能性を求め、様々な模索を始めた彼の30年に及ぶ取り組みを、年代を追って展開。進化を重ねる中で生まれてきた約140点の作品は、その試みが日本のアートシーンにどのような成果をもたらしたかがわかる展覧会になっています。
1970年代後半から精力的に作品を発表している野田裕示は、日本のアートシーンの中に一定の地歩を得たあと、今もなお精力的に作品を発表し続けています。
80年代、一種のレリーフ作品ともいえる箱状の造形によって始まる彼の作品は、90年代に入るとカンヴァスを縫合したり、折り返し重ねることによって作られるようになります。この時期の多彩な展開は、野田の画家としての幅を思わせるもので、形や配色・テクスチャーに様々な試みがなされました。90年代後半になると、改めて描くという行為が次への局面を導き出しました。これまでカンヴァスを重ねることによって作られてきた下地は、徐々に平滑になり、画面は自在なストロークによる有機的な形象に占められるようになります。
この展覧会では、野田の創作活動の過程を示すべく、今まで公開されたことのないドローイングも併せて展示。また、どのようなプロセスを経て制作されるのか、新作の制作風景を映像に収め公開しています。
「野田裕示 絵画のかたち/絵画の姿」
会期:2012年1月18日(水)~4月2日(月) 毎週火曜日休館
※ただし3月20日(火)は開館、翌21日(水)は休館
開館時間:10:00~18:00
※金曜日は20:00~、3月24日(土)は「六本木アートナイト2012」開催にともない22:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで。
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
お問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600
URL:http://www.nact.jp/exhibition_special/2011/noda/index.html






